デフォルトゲートウェイの冗長化について

はじめに

HSRP(Host Standby Router Protocol)、VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)、GLBP(Gateway Load Balancing Protocol)の技術を理解するために、デフォルトゲートウェイ冗長化について書く

用語の確認

デフォルトゲートウェイ冗長化について書く前に、デフォルトゲートウェイ冗長化とは何なのかを書く。

デフォルトゲートウェイ

ネットワーク内のコンピュータから外部のネットワーク上にあるコンピュータにアクセスする際に、出入り口の役割を果たす機器のこと。

冗長化

システムの一部に何らかに障害が発生した場合に備えて、障害発生後でもシステム全体の機能を維持し続けられるように、予備装置を平常時からバックアップとして配置し運用しておくこと。

簡単にいうと、1台故障しても冗長化をしていれば予備装置が存在するため障害が発生せずに運用を行える(デフォルトゲートウェイの場合でいうと、IPアドレスを変更せずに通信を続けることができる)

デフォルトゲートウェイ冗長化

ホストとルータ間の通信において通信経路を冗長化させること。

上記の冗長化の箇所でも記載したが、何か障害などが発生した場合でも冗長化をしていればアドレスの設定変更を手動で行う必要がなく、通信を継続することができる。

冗長化をしていなければ、手動で設定変更をする必要あり通信も変更を実施するまで通信することができない。

参考サイト

https://www.infraexpert.com/study/routing8.html